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September 20, 2005

一人勝ちの小泉

 私はわざとこの事を書くのを遅くした。小泉旋風に巻かれて騒ぎ立っている世の中を冷静に見極めるためだ。今回の選挙はいわば、小泉の一人勝ちの構図だ。個人的には改革が行われることには賛成だがリスクも伴う。そこら辺を考えてみよう。
 今回の選挙で国民は何を望んでいたのか?---それはホリエモンも主張した「改革」の2文字に尽きると私は思う。年金問題や社会保険庁、日本道路公団のカネの無駄遣いなどにより、国民にはこのままではいけないという危機感や国に対する不信感があったと思う。それに、旧国鉄と旧電電公社の民営化の先例もあり、そういう所から郵政の民営化に賛成した人が多いのではないかと私は思う。しかし、「郵政民営化だけ=改革」では無いはずなのに、どこかそういう方向に今回の選挙は持っていかれてしまった気がする。郵政民営化のみに焦点を絞って、よく言えば国民に分かりやすく、悪く言えば薄っぺらい主張で圧勝できたのはなぜだろうか?そこには小泉総裁のキャラクターとマスメディア戦略があったと考える。今までに居ない髪型強そうな態度口ぶりで一見、首尾一貫していて自分の信念を貫いているライオンのように見える小泉。かたや地味で真面目に「日本をあきらめない」というネガティブにも取れる主張をした岡田さん。どう考えても小泉が勝つに決まっている。それは現代の政治が政策内容よりもマスメディアを使ったパフォーマンス戦略で決まってしまうからに他ならない。今の時代、真面目は流行らない。岡田さんには同情したくもなるが、あれでは負けてしまって当然なんだ・・・。あんなに一生懸命やってる人が居るのに何もしないで当選した人がいる。自民党の比例区の話だ。あれはシステム的におかしくないか?何もしないで当選するなんて。そんな馬鹿な話があってたまるか。あと、小選挙区だって僅差でも多い方の一人のみが勝者となるので、投票総数で言えば、自民党が圧勝なのではない。なのに、自民党はまるで国民全員(そんなことはありえないが)の民意であるかのような話し方をしている。それが私は気にくわないし、今回勝ったのは自民党ではない。小泉純一郎が勝ったのだと私は思う。言わば、小泉は時の人だ。今の時代にJust Meetした、時代の申し子だ。しかし、僕の目から見れば、彼はあまりに自分勝手ではないだろうか?今回の選挙で自分の邪魔になる奴は切り捨てて、自分に賛成してくれる人だけを自民党に残した訳だ。確かに自民党はぶっ壊して見せたかもしれないが、後にできたのは小泉党だ。新人議員は無派閥だって実質は小泉派ではなかろうか?しかも、もし小泉に逆らう様な態度をとれば切り捨て御免を食らってしまうので、みんな小泉には逆らえない。これで晴れて小泉独裁政権が成立したってことだ。小泉政権になってから確かに良い事もあった。コクド会長の逮捕、橋本首相の一億円献金疑惑。道路公団理事の逮捕。談合の件。今までなされてこなかった部分に切り込んだ。昔の派閥も一応解体された。そういう所はいい所だ。リスクは2つ。小泉が右翼的傾向を持っていること。それと、絶対安定多数を持っているということ。衆議院で3分の2以上の議席を与えてしまった国民の責任は大きい。もし、小泉独裁政権が暴走した時は、マスメディアに騙されて支持してしまった事を悔やむしかない。どれもこれも小泉さんの政策次第。さぁ、実力を見せてもらおうか?あれだけ改革改革と叫んだ成果を見せてくれよ。

September 17, 2005

Moon & iPod

 眠れないのは月のせいだろうか?ーー眠れないで窓の外を見上げると、月が見えるんだ。まるで、眠れないでいる私を嘲笑うかのごとく。そんな風に見えてしまうから、僕はどうも月が好きになれない。

 僕は2週間。今日の為に調子を整えてきた。自分の思いと身体がすれ違う中で苦心しながら出来る限りを尽くして、ここまできたつもりだ。その甲斐あって、今日のテストはなんとか乗り切ることが出来た。父がよく頑張ったと褒めてくれた。それがとても嬉しかった・・・。

 今日はとてもいい天気だったーー。いつもの様に学校を出て、道を渡って、高架をくぐり、信号を渡って建物に入る。サングラスをしていたのに、道も空も今日は眩しく見えた。ーー学校のある日の昼食はSUBWAYと決まっている。誰かと食べるでもなく、学校が終わるとトマホークの様にSUBWAYに食べに行くのがその日の日課だ。そして、必ずこう注文する。「ターキーブレストのMサイズ。パンはセサミで、味付けはオイル&ビネガー。」と。よくも飽きずに毎回同じものを食べる。一人なので席を取るのも楽だし、運が良ければ窓側で外に普通の景色が見える。でも・・・僕はその同じ物、普通の景色がなぜか落ち着く。当然、周りに居る人は毎回違うけれど、いつも会話でざわついているその空間に溶け込んで座って食べている時は気が休まるのだ。

 昼食を食べてから父と東京駅で待ち合わせをした。今日はテストと同時に父がiPodを買うと言っていた日でもあった。父よりは電子機器に詳しい僕が父にお供して、新しくできたという、秋葉原のヨドバシカメラに行ってみた。その建物は巨大なもので、プラットホームからどこにあるのか確認が出来るほどだった。電気街とは反対側で、ただでさえよく知らない秋葉原なのに、こっちに造ったのかといささか驚嘆した。しかし、その割には人が多く、みんなヨドバシに行くのかな~?と思いながら、歩いていた。オープンしてから初の週末と言うことで、予想はしていたが、凄い混雑だった。まず真っ直ぐ歩けない。そして、何がどこにあるのか分からない。人の波に流されるかのごとく、キョロキョロしながらまずは歩いてみる。見ていて気がついたのだが、客層が違う。電気街の方は、怪しげな感じの人が多いが、ヨドバシには、もちろんそういう人もいるが、一般的な夫婦やおばちゃん、おにいさん的な、比較的マニアでは無いような人が多くて安心した。iPod nanoも見た。第一声「小さっ!!!。」もうビックリ!!。驚き桃の木なんとやら。SONYの敗北は決定的だと確信しました。iPodはただの音楽プレーヤーではありません。あれは芸術的域に達していると言っていい。機能性とデザイン性を兼ね備えた、芸術作品のようだ。バングアンドオルフセンより凄い。だって、あれだけの物を、あれだけの値段で出してきたんだから。噂によるとAppleサムスンからフラッシュメモリを50%OFFで仕入れたとか(実際は知らないが)。とにかく、感動した~~~。

 ミイラ捕りがミイラになった。父がiPod nanoを買う予定だったのが、僕が欲しくなってしまったのだ。しかし、最近は資金振りが厳しい故断念。逆に父は50代なので、iPod nanoでは小さすぎる。画面が見づらいなどと言って、結局カラーのiPod(20GB)を買って帰った。・・・まぁ、いいや。正直言うと、iPod nanoがいじりたかったな・・・まぁ、父は帰ってすぐ、喜んでiPodで遊んでいた様なので、よかったよかったという事でーー。

 明日は十五夜だ。月が一番綺麗な日。でも、僕はお団子やススキを供える気にはなれそうにないな~。お月様が出る前に、団子を食べてしまおう。それが僕流の月への仕返しだ。

September 08, 2005

必然的独裁者

 9.11。この数字は現在の日本にとって同時多発テロの数字としては意識されていない。日本の分かれ道を問う数字と化したこの数字はテロによって元々認識が広かったため投票日を国民に覚えやすいものとした。こんな巧みなやり方をする小泉首相は、きっと投票率を上げることにも成功し、総選挙で勝つに違いないと、私は個人的に思っている。小泉の魅力はその独裁的手法にある。元々小渕前首相が株上がれ~などとカブを両手に上げ祈った矢先亡くなったところから始まるわけだが、高度経済成長の時代を生きてきた人間にとっては、右肩上がりの成長がバブルとともに終わり、このまま成長すると思っていた日本経済が金融システムの遅れなどから景気が下を向いたのだ。混迷の時期は続き、人々は思う。「誰が総理になったって同じじゃないか?」と。そこに「改革なくして成長なし」の小泉が出てくる。改革を前面に掲げた小泉は、自民党をぶっ壊すとまで言い、国民の期待感を集めたわけだ。人々が不安に陥った時には、必ずこういう事が起こる。つまり、いかにも強そうに見える人、独裁者のような人間が支持される事になる。かつてのドイツのように・・・。小泉が良き独裁者である限り僕は小泉を支持するが、この先暴走しないとも限らない。いや、もう暴走しているのかもしれない。郵政民営化を強引に進める小泉は良き独裁者なのか?それともヒトラーのような悪い独裁者なのか?私はそこの点では答えを出し切れていない。しかしながら、今回の総選挙では時代必然的独裁者、小泉が勝つだろうと僕は予想する。

September 07, 2005

sunset 9/07/2005


sunset 9/07/2005
Originally uploaded by sugitaku.





sunset2 9/07/2005
Originally uploaded by sugitaku.

即、買い。

 今日、久しぶりに株を買った。日本マクドナルドホールディングス(株)2702.qだ。下がっていたから買った。以前買ったトヨタはまだ保有している。これは上がったけどまだ売らない。長期保有するつもり。これからどうなるか楽しみだ。

September 06, 2005

13尾の秋刀魚

 親戚から秋刀魚が届いた。毎年恒例の事。30尾届いて、おすそ分けして、食べて、13尾まで減らすことが出来た。そして、これは去年からの恒例。残りは僕が3枚におろす。素人なので13尾さばくのに2時間以上かかる。それを母が衣を付けて揚げる。もう、そろそろ、慣れたもんよ?。僕は魚屋じゃないっつうの。 好きで始めた訳じゃない。 焼いて食べるだけじゃ食べ切れなくて悪くなってしまう。それが嫌で始めたんだ。秋刀魚がかわいそうだって。 普段何気なく食べるモノ。何気なく食べているが、何かの命を僕たちは食べている。魚にしても肉にしても。誰かが殺したそのモノが流通してきて、僕たちは食べている。 秋刀魚をさばいている時、ふと、そうだったんだと改めて思った。犠牲の上に生きているという事を。ちゃんと感謝して食べなくちゃいけないという事を。僕は13尾の秋刀魚たちに改めて教えられた。

 

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