諭吉の警告。

Nine Yukichi(9人の諭吉）,
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　私は未だかつて自分の手元にこれだけの現金があるのを見たことは無い。しかも、私は頭を使っただけで、全く労働をしていない。株の怖さがそこにある。　私は今年、初めて自分の証券口座を持ち、株式投資をしている。そして、ど素人の私が1年で20万ちょいの利益を得た。しかし、この事はただ投資したタイミングが良かっただけで、オイルマネー、ファンドマネーなどが日本の市場に流入したからこその成功だと私は思っている。成功と同時に最近は恐怖を感じる様になった。まるで半年以上先の材料までをも織り込み済みかのような右肩上がりのグラフを見ていると、これはバブルの再来か？フロスなのか？といつも思う。確かに企業業績は上がってはいるが、それが純粋に今の株価に反映されているとは思えない。株価は色々な思惑の寄せ集めであって、デイトレーダーや主婦トレーダーなどのバブル崩壊の値崩れを直接経験していない、いわばバブルの怖さを知らない人達が市場に増えてきた現在では、株価が暴走してもおかしくないと言えるかもしれない。波に乗るのはいいが、くれぐれも波に飲み込まれて、本質を見失わないようにしたい。寄せた波はいつか引く。賢い外資が引いた後に残されるのは、欲に駆られて調子に乗った個人投資家かもしれない。私はそうならないように気を付けたいものだ。