“OFF WAR”

Warehouse of red brick,
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　自転車で赤レンガ倉庫でやってるロバート・キャパの写真展に行ってきました。一番初めの所に良い文章が書いてあったので、わざわざメモ帳に写してきました。以下に書いておきます。

　ロバート・キャパは戦争写真家ではない。もちろん彼は戦場に行った。その名を高めたのは戦争の写真であったし、生涯を終えたのも戦場であった。しかし、彼のカメラがフォーカスを結んだのは、火を吐く銃口でもなければ、瓦礫に町を走る戦車でもなかった。彼のレンズの向こう側には、いつも人間がいた。
　私たちの世界には、戦争のスイッチがある。何かのきっかけでONになると戦争が動き出す。歯車が回り、ベルトが滑り、殺戮が始まる。
　人が人を殺す。それが戦争だ。しかし、ロバート・キャパの写真からは「ノー」という声が聞こえてくる。どのような状況下にあっても許されないことはある。戦争だから当然なのだと思ってはいけない。そのように見てしまうのは、こちら側の戦争のスイッチが、ONになっているからだ。
　私たちに求められているのは、自分の中にある戦争のスイッチをOFFにして戦争を見ることではないか。ロバート・キャパには、それが可能だった。それは、彼が戦争ではなく人間を撮っていたからだ。戦場にあっても、彼は“OFF WAR”の状態にいた。戦場で銃を構える兵士と、平和な町で無心に遊ぶ子供の、どちらに向けられるカメラも、レンズは一人の人間を見ている。
　歓びのただなかにある人がいる。誰かに気持ちを伝えたくて仕方がない。そういうとき彼は、まっすぐにその人の歓びの核心へ飛び込んでいく。悲しみのあまり、誰かに触られることを厳しく拒む人もいる。そういうとき彼は、慎ましい距離をおいて、そっとその人に寄り添い、その悲しみを自分の心で受け止める。ロバート・キャパは、それだけの心の振幅を備えていた。自分を見失わなかった。現象の奥にある本質を見ることができた。だからこそ、頭上を銃弾が唸り、すぐ隣で人が死んでいく戦場で、戦争のスイッチをOFFにすることができたのだ。
　“OFF WAR”わたしたちはこの写真展で、そういうロバート・キャパの“人間”に触れる。

　この文章で私が注目したのは戦争のスイッチという点。読んでてそうだよなぁ～と思いました。

Effectiveness of earplug

Earplug,
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　私は日常生活で耳栓をよく多用している。考えることが趣味とも言える自分には、都会の騒音を遮断して集中する為に非常に有効な代物である。落ち着いて何かを考えたい時、疲れていて気を休めたい時などに耳栓にお世話になる。もちろん耳栓の逆、音楽をiPodで聞く時間の方が長いと思う。だからこそ、耳栓は有効なのだ。SONYがウォークマンを出して以来、難聴になる人が増加したという。電車内や街中で音楽を聞こうと思うと、通常以上の音量をイヤホンから出さないと聞こえない。ただでさえ騒音のする場所なのに、更に音を流すことは耳にとっては負担となる。（私はそれを軽減するためETYMOTIC RESEARCHのER-6iというイヤホンを使っている。）その積み重ねによって耳が悪くなる可能性を世間の人はあまり気にしていないようだが、年をとってからあ～あ、とう事にはなりたくないので使っているという側面もある。耳栓は基本的には騒音を低減する為のものであるので、全く音が聞こえなくなる耳栓は危険性上、作ってはいけないことになっている。だから、聞こえるものは少し聞こえる。私の今使っているのは、カナダに行ったときにセーフウェイで買った耳栓(NNR33)。前はダイソーで売っている緑の耳栓を使っていた。安くて品質も悪くない、というか100円であれなら文句はない。値段の割りにとても使える耳栓を、私はとても気に入っている。

本田美奈子さん死去に思うこと

　ネットでもテレビでも大々的に報道されている衝撃的ニュース。誰もがえっ？と思ったことでしょう。芸能ニュースで流れるエピソード、良い事ばかりだ。人は死んだ時に真価が分かる。誰も気にしないか、大勢の人が悲しんでくれるか、そこに生前の人柄が表れる。これだけ近しい人が良い人だったと言うほど人間として素晴らしかったのだろうと思う。それだけに、本田美奈子さんの死を残念に思う。
　白い巨頭で唐沢が放った「無念だ」という台詞が頭を離れない。若すぎる死。なぜ良い人ばかりが早く亡くなり、私の様な人間が生き延びているのか？人の命は平等ではないね？心から本田美奈子さんを追悼します。無念だ。

Colored leaves

Colored leaves,
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　11月3日～4日に奥鬼怒の僕の携帯（MOVA）でも電波が届かない山奥に行ってきました。紅葉がとても綺麗でした。道路が細い割りに車の通行量が凄まじく、途中、すれ違うのに渋滞が出来る場所も幾つか。駐車場に車を置いて、山を登り、手白澤温泉に泊まってきました。宿は山小屋と違い、きれいで料理もペンションみたいでした。夜には露天風呂からたくさんの星が見えて、マジ感動。久しぶりに星を見た気がします。都会では見上げても星はほとんど見えないですからね～。