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February 07, 2005

私は決して諦めない。

 こんなことを書き始めると、また記憶の牢獄に入ってしまうような気もするが、先日某友人dice君からのメールの内容に昔の自分を垣間見た気がした。某彼からのメールの中身。あれは数年前の秋の京都。僕がまだ彼と同じ学校に行っていた頃の話で、修学旅行でビジネスホテルに泊まったのだが、ビジネスホテルゆえ2人部屋。そこで彼と相部屋になった時の事だった。
 修学旅行の夜といえば、枕投げでもして騒ぎたいものだが先生が廊下を巡回しているし、なにより2人での枕投げは侘しい。そこで僕らは話をし始めた。前の学校の事は今となっては思い出したくないというのもあるが、彼と何を話したかは憶えていない。ただ、憶えているのは窓の向こうに京都タワーが見えていて、今自分は一生に一度の修学旅行(中学の)の時を過ごしていて、こういうことはもう無いんだろうと思った事だけ。
 某彼は中学からの友人で未だにメールをやりとりなどしている。彼の名前が、僕が小学校の時6年間ずっと同じクラスだった奴と同じ字(読みは違う)だったことも幸いしたのか、気がついたら友人になっていた。僕とは正反対ともいえる性格で、「納得できない事を努力するのは嫌だ」と言う程自分の気持ちに正直に生きている。それに比べて僕は自分の気持ちを無視する傾向にあるのかもしれない。いや、既に自分の気持ちを見失っていたといった方が妥当だろう。
 目の前に山が幾つかあるとする。例えば、それはテストで全部満点を取るような高いハードルだ。某彼によると、僕はあの夜「全ての山を逃げずに登る」と言うようなことを言ったらしい。全ての教科で満点を狙うというような強気な姿勢、ただただ頑張る、それが前の僕だったような気がする。
 私は間違いを犯し過ぎた。今も自分のペースで淡々と歩いている某彼。自分のペースが分からなくなり転んだままの私。私の過ちは明らかだ。悔やんでも悔やみきれない事ばかり。でもこのまま終わる訳にはいかない。そして、過ちを続ける気もない。「私は決して諦めない」これは私の強い意志であると共に自分に対しての願いである。
 ※追伸 dice君は批判される事を望んでいるようだがそういうことはしなかったよ。それと文章上手く書けなくてすまない。
 

 

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